ライブツアーの初日のワクワク感。
ステージもセットリストも何もかもが初見で、何が起こるかわからない。
長年ライブに行き続けてもこの気持ちはツアーごとにやってきます!
開演前、席に着いてステージを眺めているあの時間は独特のソワソワ感があります。
不安というわけじゃないけど、ステージという空間がまだ自分の知らないものだから、どこか不安定な感じ、
これからこのツアーが始まるんだという感覚です。
ライブツアーだから当然、公演数も多く全国各地色んな場所で行われます。
僕は大体ライブツアーだと1公演だけ参加のような形ではなくて、全国いろんな場所に行って複数の公演を見ます。
なぜそうするかというと、ツアーを通じて自分の楽しみ方が少しずつ形成されていく過程そのものが楽しいから、という感覚が近いです。
初日はワクワクと不安定感が裏表にある。
何が飛び出すかわからない期待感がある一方で、自分のスタンスがまだ何も決まっていない状態でステージを見ることになります。
どこを見ていいかもわからないし、処理しきれないまま終わることもあって、それがまた気持ちいいんだけど、初日が終わって帰る時も気持ちが大きく変わるわけじゃなくて、公演を重ねていくうちに気づいたら馴染んでいる感じ。
ツアーも中盤になってくると、少しずつ体が馴染んできます。
見るポイントや好きな瞬間が自分の中で固まり始めて、心地よくなってくる時期。
セットリストが数曲変わることもあるし、今回は何が変わるかなという楽しみもあります。
ライブはやっぱり出演者に会いに行く感覚があって、MCを聴くのも曲以外の価値になっています。
毎回変わるMCはその公演でしか聴けないものだから、それを楽しみにしているところもある。
終盤になってくると、すべてのピースが自分の中でハマっている感覚。
息をするように次の曲がわかって、体が先に動いて、各曲をどう楽しむかも決まっているから、ただその場にいるだけで100%楽しめる状態になっている。
これもツアーを複数公演行ってこそ得られる体験。
そしてそんなことを長年続けると、日本もしくは海外だってとにかく普段ライブがなければ行かない土地に
もたくさん訪れます。
何度も同じ土地を訪れるたびに会場までのルートが頭に入って、飲食店も前回行けなかったところを調べるうちに知識が積み上がっていく。
気づいたら住んでもいないのに地図なしで歩けるようになっていた、みたいなことが起きる笑
そして、ライブツアーは何年経っても「◯◯年はあのライブツアーだった」とすぐに出てくる。
旅行の記憶って、誰とどこに行ったかで残るけど、ライブツアーは年に1、2回しかないしだからこそ記憶は年とセットで残っている感じがあります。
それだけ自分の時間の中に深く根付いているものなんだと思う。
これまでライブツアーを回ることにどれだけお金をかけたかはわからないけれど、それと引き換えに楽しい時間はもちろん、体験も多くできたことによる充実感!
そうやってずっと自分の中に経験が蓄積されるのが、面白いなと思ってます。
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