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アーティストである前に、一人の「人」

アーティストである前に、一人の「人」

一輪/Pagesのリリースイベントで越谷レイクタウンに行ってきました。

この記事を読んでくれてる人は多分、イベントで何があったか知ってる人だと思うし、あえて詳しく書かないけど、感じたことを言葉に残しておきたくなった。

(感情のまま書いたので、少し乱文になっています。)

その瞬間、一瞬「えっ?」と時が止まったように感じた。
状況がうまく飲み込めないまま、ステージ上もスタッフも空気が一変する中で、メンバーは最後まで歌い切った。

歌いつづけるメンバー、心配で袖に向かうメンバー。
何が良いことかなんて自分にはわからないけど、メンバーが続ける判断をして、それをメンバー全員が選んだのなら、それは正しかったのかもしれない。
いや、本当はすぐにでもステージを降りたいメンバーもいたかもしれないけど、正誤を判定できることじゃない。

寄り添うメンバー、手を繋ぎに行くメンバー、そっと近づいていくメンバー。
その一瞬で色んなことが急に目の前に現れて、自分でもどういう気持ちだったかははっきり覚えてない。
ただただ、心配という気持ちだったかもしれない。

そして、そういうステージを見てると自然と涙してしまった。

少し落ち着いた今だから思うのは、改めてあの状況で歌い続けたメンバーの強さと、プロとしての一面を見た、ということ。
もちろん本人たちがどんなことを考えて歌い続けたのかなんてわからないけれど、あの状況で歌い終える選択をしたのは事実。

メンバーがステージをはけてからは、ただ心配で、早くイベント自体が落ち着くことを願っていた。
こういう時にこそアーティストを守ってあげるのが、まわりの大人であり、アーティストをマネジメントする立場の責任でもあると思う。

程なくして、イベントの中止が発表されて、ホッとする一方で、やはり心配は消えない。

サイン会、お渡し会の券を持っていたので、別会場に振替えてもらえる手続きを待っていると、びっくりした。

なんとメンバーが、その列の横を声をかけながら通っていった。
最初は車に乗り込むためなのかと思ったけど、待機列の最後まで行って折り返していった。

ここで、気づいた。

これはイベントに来たファンに顔を見せに来てくれたんだと。

横を通るメンバーは謝ったり涙していて、ファンよりも心配でそれどころじゃないだろうに、またファンの前に出てくるなんて簡単に出来ることじゃない。
本当は心配で心配でたまらない状態だと思うけど、集まってくれたファンに顔を見せたいという気持ちをもってくれたのかなと思う。

胸が熱くなると同時に、あっ、この「人たち」を好きになって良かった、とも思えた。

プロとしても、アーティストとしても、「人」としても。

この文章を書きながら、また泣きそうになってしまう。

これを書いてる段階では、まだどういう状況になっているのかはわからない。

とにかく、今は何もないことを願うだけ。

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